ピカソプロジェクト | こどもの豊かな創造性と表現を引き出すアート教育

お知らせ

こどもの頃の大人との関わりは未来に影響するのか?

私がピカソプロジェクトの原型を考え始めたのは、今からまさに10年前のことでした。

もっと原型で言うと、エンターテイメント×お稽古 はあるのではないか…という思いで、ウルトラマンお稽古プログラム などというニッチな取り組みを行ったりもしていました。(その頃は今より更に発信が下手で…数名の生徒さんだけで終わってしまったのですが、今考えたら魅力的なコンテンツですね)

 

その時から私の頭にあったのはいつも「知らないことはできない」ということでした。

知らないことはできない。逆を返せば、知ればできる。ということです。

最初に至ったのは「色彩学」でした。

日本って、わびさび礼儀思いやり…という割に、街の作りが…ちょっと…汚い。

京都や札幌といった限定的な地域で行われている色の統制を「美しい」と評する割に、個々の家や街並み全体のバランスは…ちょっと…下手。基本的にみんな「自分の好み」における素敵を演出するから、並べた時にごっちゃごちゃ…。もしくはただの地味…。

 

私自身元々センスなど持ち合わせていないタイプの人間ですので「なんでだろうな~?ギリシャとかは美しいよな~」くらいにしか考えていませんでした。

色彩学を学び始めてすぐにその理由がわかりました。

 

色の種類、色味の種類、色のイメージ、色の組み合わせ方。

一言で「統一感」と言っても、その統一の方法には様々な切り口があり、当然最終的にセンスは必要だけど、ベースには知識が必要!
正しい知識に基づいて自分で組み合わせてみても、やだ!ダサイ!と思うこともたくさんあるけれど、何も知らなくて取り組んだ時よりははるかに美しいものが仕上がって驚いたものです。

「知らなくて損した~~! こどもの時からもっとそういうこと学べてたら、もっと世界の幅は広がるし、もっとオシャレに落ち着いた創作物を作れただろうに…!」

 

そうか。センスの必要とされることって、まずは学ぶところからスタートだ。頭でっかちの知識だけや、ただの漫然とした経験だけじゃ足りないんだ!

そんな思いから、ピカソプロジェクトの原型がスタートしました。

その時感じた思いや、それらをどう伝えるべきか?を悩んで何度もトライして、最初は「奥村さんが特別教え方やかかわり方がうまいからできるだけだ」と言われて、落ち込んで、それでもあきらめずにコンテクストを見つけて「関わり方の肝」を言語化して、何人もの人に実験してもらって完成したのが、ピカソプロジェクトのエデュケーター講座です。

 

 

今でもそうですが、基本的には芸術につながることが中心の活動です。

でも、芸術の技術がうまくなることは求めていませんし、先生たちにも芸術家の専門家はほとんどおりません。スポーツだって究極のところは芸術だと思うし、国語や英語も言語という芸術だと思っていますので、ワークショップの取り扱いの幅も多岐にわたります。

 

全ての取組に共通していることは、こどもたちにとって(もしかすると大人も)はじめましてのモノやコトにふれ、その取り扱いを伝え、こどもたちが世界を広げるお手伝いを、大人が真剣にするということ。

「こんな世界があるよ」 「こうすると少しでも仲良くなれるよ」 「できなくていいからチャレンジしてみよう!」

と伝え、その時間…トキを何より大切にすること。

そして、その世界のことを何も知らなかったこどもが、ほんの1mmでもいいから「関わった」と感じられる時間を過ごさせてあげること。

そのためのサポートをするために、どんな時でも使える技術を手に入れた人のことを、エデュケーターと呼ぶのです。

 

私たちエデュケーター自身がそれぞれのプロである必要も、全くありません。

できないことは、それぞれの専門家に頼めばいいだけなのですから。

 

モノからコトへ、とよく耳にします。これからは更に

コトからトキへ。

かけがえのないこども時代、どんな経験をしたかが大切です。

その経験は、こどもだけで生み出すことはできません。

学び方を学んだ大人が、こどもたちの発達や興味の段階を知り、サポートしていくことで素晴らしい経験を過ごす時間になるのです。

 

最初の問いに戻りましょう。

「こどもの頃の大人との関わりは未来に影響するのか?」

関わります。

断言します。

 

知らないことはできません。

知ったって、やったことのないことはできません。

ただやるだけでも、育ちません。

 

自分の手で、自分の頭で、自分の足で、考えて動くためにはサポートする大人の力が絶対に必要です。

こども達から取り上げたり、口を出したりするのではなく、ただ見守るのでもなく、必要を見極めてサポートする力です。

 

直接こどもに触れ合うのじゃなくても大丈夫。

自分の技術をこどもたちに伝えたい人にもぴったり。

養成校で、卒業までの学生に伝えても、すっごく役に立つみたい。

ノウハウではなく、考え方の言語化と具体的な技術を身に着けて、こどもの未来のために動ける仲間を大募集中♪

です♪

 

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