お知らせ
【北の国から日記】鳥獣戯画ってさ

「先生!薄い!」
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【今日のギャラリー】
こんにちは!あすか先生です!
夏真っ盛り、平岡教室では「鳥獣戯画」を題材にしたカリキュラムに挑戦しました。
みーつけたの時間は、まるでウィーリーを探せ状態に!
「先生ひっくり返ったカエル見つけたー」
「どこ!?」
「こっちには弓矢持ったやついる!」
「あっ、この子狙われてるんじゃない!?」
もう「みつけた」「かもしれない」「もしかして」フィーバーでした。
誰が書いたかもわからない、漫画の原点「鳥獣戯画」。
子供たちは見たままから様々なストーリーを展開していました。
川へ飛び込み大会をしているウサギさんたち。
運んでるつぼにはなにが入っているのかしら。
偉そうに座っているのは、実はこわーい魔王。
文字がなく正解のストーリーは作者のみぞ知るところ。もしくは、現在進行中でストーリー展開している子供たちのみぞ知るところでしょうか。
いつも使っているカラリックスを、水をたっぷり含ませた筆で撫でれば、あわーい優しい色あいで伸びていきます。
「先生!薄い!」
・・・そうゆう仕様なんよ・・・。それを楽しんでくれい。
はじめはその淡さに慣れなかった子供たちですが、次第に水分の加減を覚え、色の濃淡がつき、混色も発見!
「先生見て!紙の上で色混ざった!」
ふむふむ、水分が多いからマーブルになってるね!
「先生!黒ペンで書き足してもいい?」
どうぞどうぞ!あ、動物たちが帰るおうちを描いたのね。
お。片耳だけ紫のウサギを発見。おしゃれー。
「その耳だけ毒なの」
このウサギに何があったの・・・?
この日は人数が多かったこともあり、ミニ先生制度が大活躍でした。
「●●ちゃんは、小さい子たちの筒の両端を飾る工程を手伝ってあげて」
「しかたないなー、いーよー」
「〇〇君は、両面テープ係ね。まかせたよ!」
「いーよっ!」
「▲▲ちゃんは、穴あけパンチ係お願いしていい?」
「(無言でうなづく)」
返事の仕方も個性出ますよねー。ミニ先生たち、ありがとう!
手順が多いこともあり、いろんなところから「先生―!」と呼ばれて、てんてこまい。
「ちょっと待っててねー」
「もう!いつまでまたせるの!」
ああああ、分身したいっ!
「ちょっと待ってね」の間に、問題を自分で解決して進んでくれた子供たちに感謝カンシャ。
学年上の子供たち中心に、助け合ってみんな作品を完成させることができました。
あわただしく終わった記憶だけど、今となってはいい思い出だなあ・・・。
自分の身長よりもはるかにながーい紙に、思いっきり描いた作品でした♪
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