ピカソプロジェクト | こどもの豊かな創造性と表現を引き出すアート教育

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【北の国から日記】筆の、クレヨンの、えんぴつの

【筆の、クレヨンの、えんぴつの】

北の国からこんにちは!
あすか先生です。

今週の平岡教室は、いろがみ作成にチャレンジ!
乾かしたら、ちぎって切って、貼り絵しようね^^

教室に並んだ真っ白な紙。
そばには、グループ分けされたクレヨン、色鉛筆、カラーペン。

今日のミッションは、この白い紙を、
これらのカラーアイテムでいろがみにすること!

箱からクレヨンを仕分けるときから、もう大会議!

「この箱に、赤の仲間を集めて!」
「オレンジは?ピンクは赤の仲間でしょー」

「紫は?つかわないでおく?」
「青の仲間に入れる?」

「えっ、黒の仲間全然いない!」
「茶色そっちにしよっかー?」

始めるまでにたっぷり時間を使いました!

いざスタートすると、「塗り潰す」大変さに気が付く子供たち。

「え、全然塗れないじゃん!」
「みて!3本持ちで塗ってる!ぼく!」
「もういっそクレヨン横にしてローラーで塗るとか!?」

みんな試行錯誤して、白を埋めていきます。
頑張って頑張って、時にほかのエリアの色を借りて。

 

そんななか。
年長ガールが担当したのは、一番仲間の多い赤エリア。
「せんせー!わたし黄色塗りたいから、黄色借りてきたの!」
と、初期段階から、ほかの色で塗り始めました。

最終的には赤い用紙も欲しかった私は
「これは赤エリアだから、赤の仲間で塗ってほしいなー」とお伝え。

でも彼女の「やりたい好奇心」には、
なかなか届かず。どうしたもんかと思っていました。

年長ガールの担当した、赤。
そのほかに、緑、青、黄色、黒。
乾かすために全部並べて、最後にパシャリ。

他の色は、みんなエリア分けした仲間の色で塗ってくれたため、おおよそ私がイメージした通りのいろがみでした。

絵の具で塗った、すらーっとした筆の足跡。
水分をはじいて浮き出た、クレヨンの足跡。
色の下の重なった、色鉛筆の足跡。

どれもよくできています。
でも、いちばん味があって、「かっこよくなったな」と思ったのは、

年長ガールが作った赤のいろがみでした。

 

私の想定した「完成図」に、
子供の「創作意欲」を付き合わせてしまったな。
先生として反省デス。

次回はこれをみんなで切って貼って、
どんな作品が出来上がるか楽しみ!

先生も生徒も、トライアンドエラー!
平岡教室、楽しんで次回もお送りします★

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