お知らせ
2016年6月27日
【ひやがめ】「冷たい色」には模範解答がありますが
ピカソプロジェクトのワーク【ひやがめ】は、冷たい感覚を色で表現するワークです。
実は、色彩学的には「冷たい色」には模範解答があります。
ウォーターサーバーの蛇口、片方からは冷たい水、片方からはお湯が出ます。
どちらから冷たい水が出るかわかりますか?
こんな風に、人間は色を見るだけで感覚が呼び起こされることがあります。
これを色彩心理と呼んでいます。
熱い・冷たいは、文化の差に影響されずに、ほとんどの人間が同じ感覚をもつ普遍的な色だと言われています。
だから、このワークについても、厳密に言うと模範解答があるんです。
でも、ちょっと待ってください。
その模範解答を教えることが、エデュケーターのすることでしょうか?
エデュケーターの役割は、「外に引き出すこと」でしたよね。
だから、模範解答があるとわかっていますが、こちらから「冷たいって青系だよ」とは言いません。
あくまで、自分で感じて、自分のフィルターを通して外に出してもらうのが、ピカソプロジェクトの表現力教育の目的ですから。
明日は、答えを教えたい周囲の大人にどんなふうに対応したら良いのかをお伝えしますね。
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